大会レビュー
大阪が大会初優勝!
決勝戦、大阪が岐阜を3-1で勝利し大会初優勝!
平成28年7月16日、第8回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会が東京・日本武道館にて開催された。
5人制団体戦、先鋒の高校から45歳以上の大将と各世代を代表する選手によりチーム編成され、全日本女子選手権を制している選手、元世界大会日本代表メンバーなど豪華メンバーを揃っていた。
前回大会優勝の岐阜は3回戦の佐賀戦では代表戦を勝利し、準々決勝では兵庫、準決勝では和歌山を下して2連続で決勝進出を決め、決勝戦では大阪と対戦した。
大阪は先鋒・松本(桜宮高)が強豪選手を相手に勝利を重ねチームを勢いをつけると、次鋒・北山(大体大)が続く良い流れで3回戦の熊本戦に勝利し準々決勝へ勝ち上がり、福岡戦では代表戦で大将・石田が勝利し、準決勝では岡山に3-1で勝利し初の決勝進出を決める。
決勝戦、大阪と岐阜の一戦は、有効打を取り合う接戦となった。岐阜先鋒・小林(麗澤瑞浪)が試合開始と同時にドウを決め、大阪・松本が引きメンを返すがすぐに小林がコテを決めて勝利。次鋒戦、チームのムードメーカーとも言える大阪・北山が岐阜・二宮(筑波)からコテに飛び込み先制しそのまま一本勝ち。中堅戦では、岐阜のポイントゲッター・竹村(学校職員)が鋭いコテを決めて先制するも、大阪・豊丸(府警)が逆ドウ、さらに引きメンを決めて逆転勝利し、大阪は勝数リードで後半戦へ。
副将戦、岐阜・岡安(教員)が試合開始早々に飛び込んだメンが一本となるも、今度は大阪・近藤(警察官)が岡安の手元の隙を見逃さずコテを決めて、試合は引き分け。
大将戦、勝利が条件の岐阜・萩田(教員)、引き分け以上で優勝の石田(警察職員)の一戦は、ジワジワと攻める荻田の動き出しに石田がドウを決める。荻田は面や逆胴など積極的に攻めるがここから2本を取り返すことはできず石田の一本勝ち、大阪が3-1で大会初優勝を果たした。
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結果一覧
優勝 大阪府
- 先鋒 松本香鈴(桜宮高)
- 次鋒 北山京佳(大体大)
- 中堅 豊丸 芳(警察)
- 副将 近藤恵子(警察)
- 大将 石田真理子(警察職員)
二位 岐阜県
- 先鋒 小林桃香(麗澤瑞浪)
- 次鋒 二宮恭子(筑波)
- 中堅 竹村奈緒美(学校職員)
- 副将 岡安美登理(教員)
- 大将 荻田ひろ美(教員)
三位 岡山県
- ・岡山県
- 先鋒 岡崎莉子(西大寺)
- 次鋒 高馬涼子(日体大)
- 中堅 美浪末依(教員)
- 副将 小津野祐佳(警察官)
- 大将 忠政美樹(学校支援員)
三位 和歌山県
- 先鋒 松本泉帆(和歌山東)
- 次鋒 土井春奈(國士舘)
- 中堅 白石あかね(刑務官)
- 副将 林 美紀子(教論)
- 大将 菅谷千恵子(教論))
ベスト8 福岡県
- 先鋒 村田桃子(中村学園女子)
- 次鋒 大西ななみ(筑波大)
- 中堅 佐々木奈緒(西日本シティ銀行)
- 副将 徳留由樹(会社員)
- 大将 大西めぐみ(会社員)
ベスト8 東京都
- 先鋒 小池 桜(都立富士)
- 次鋒 和栗宏恵(駒澤大)
- 中堅 小又友美(警察官)
- 副将 鈴木亜紀(教員)
- 大将 荻津麦子(団体職員)
ベスト8 兵庫県
- 先鋒 上田祐衣(滝川第二)
- 次鋒 井上美咲(関西学院大)
- 中堅 津田佳菜子(警察官)
- 副将 村山香織(警察官)
- 大将 尾﨑範子(警察官)
ベスト8 奈良県
- 先鋒 塚本結衣(奈良大附属)
- 次鋒 寺園ひろ子(同志社大)
- 中堅 篠原佳代子(教員)
- 副将 堀尾浩子(会社員)
- 大将 中夲 利子(教員)
優秀選手
- 村田桃子(福岡先鋒・中村学園)
- 荻津麦子(東京大将・団体職員)
- 尾崎範子(兵庫大将・警察官)
- 原佳代子(奈良中堅・教員)
- 福田美佐子(長崎副将・青峰高)
- 櫻木喜夜美(佐賀大将・会社員)
- 岩本 泉(大分大将・教員)