女子団体戦 パナソニック(EW本社)が優勝!!
令和4年/2022年3月5日(土)、第23回全日本実業団女子・高壮年剣道大会が東京都足立区・東京武道館にて、2019年大会以来、3年ぶりに開催された。
大会は無観客、部門の時差開催など新型コロナウィルス感染症拡大防具措置がとられた。
女子の部は三人制団体戦、高壮年は40歳以上の個人戦、五段以下の部、六段以上の部に分かれ開催された。各部門ともおよそ1/3程度の欠場があった。
女子団体 パナソニック(EW本社)が勝ち抜く
女子実業団チーム日本一を決める三人制団体戦、前回大会優勝の伊田テクノ(本社)は4回戦でパナソニッック(EW本社)に0-2で敗れた。パナ(EW本社)は準々決勝でパナ(EW関東)、準決勝ではパナ(EW汐留)の同門対決を制して決勝進出を決め、NTT東日本と対戦。NTTは日通(本社G)、準決勝ではランテックに勝利して決勝へ勝ち進んだ。
決勝戦、パナEWの先鋒・相原が上段から片手コテを決めて一本勝ちし、その一勝によりパナソニッック(EW本社)が優勝を果たした。
三人制団体戦は難し試合展開になることが多く代表戦も多くみられたがパナソニッック(EW本社)は代表戦がなく、各選手がそれぞれの役割を全うした。最優秀選手にはチームの軸となる中堅の近藤が選ばれた。
高壮年個人戦、六段以上は神崎(RFテクニカ)、五段以下は永洞(SRSクラフト)が制す
両部門とも毎年参加者が多く、最大で10回程度勝ち上がらないと優勝できない、体力的にも厳しいトーナメント。今大会は欠場選手が多かったものの、それでも優勝までは長い道のりだ。
六段以上の部、前回大会優勝の内田(伊田テクノス)は4回戦で姿を消し、40代選手の多いの山からは、準々決勝で2度の優勝を誇る山本(NTT)を神崎(アールエフテクニカ)が判定により勝利、準決勝では上段の立花(NTT)を延長で、決勝の対戦相手となった加藤(東和アークス)も上段となったが、神崎がメンを2本決めて優勝を果たした。
五段以下の部決勝、大竹(みずほ銀行)がメンで先取するも永洞(SRSクラフト)が上段から諸手コテを2本取り返し逆転勝利で優勝を果たした。
結果
女子団体戦
優勝 パナソニック(EW本社)
二位 NTT東日本(東京)
三位 パナソニック(EW汐留)
三位 ランテック(東京本社B)
ベスト8
パナソニック(EW関東)、NTT東日本(千葉)、東洋水産(本社)、日本通運(本社G)
最優秀選手 近藤沙希(パナソニック(EW本社))
個人戦 六段以上の部
優勝 神崎 力(アールエフテクニカ本社)
二位 加藤康幸(東和アークス)
三位 立花貴賢(東日本電信電話東京支店)
三位 中野敦夫(上池自動車学校)
個人戦 五段以下の部
優勝 永洞勝也(S.R.Sクラフト)
二位 大竹聡夫(みずほ銀行 東京営業部)
三位 前嶋信吾(セコム関東)
三位 小幡卓也(綜合警備保障東京)
※各部門の結果・全トーナメントは【全日本実業団剣道連盟HP】に掲載されています。
試合動画一覧
※YouTube LET’S KENDOチャンネル【再生リスト】にて!
決勝
女子団体戦
○パナソニック (EW本社)(1-0)NTT東日本(東京)×
※試合動画
六段以上の部・個人戦
○神崎(アールエフテクニカ)(メメ 勝ち )加藤(東和アークス)×
※試合動画
五段以下の部・個人戦
○永洞(S.R.Sクラフト)(ココ 勝ち メ)大竹(みずほ銀行)
※試合動画
女子団体戦・準決勝
パナソニック (EW本社)×パナソニック(EW汐留)
ランテック(東京本社B)×NTT東日本(東京)
女子団体戦・ベスト8
○パナソニック (EW本社)(1/2本 1/1本)パナソニック (EW関東)×
※パナ関東の中堅選手が負傷により棄権
×NTT東日本(千葉)(0代表戦0)パナソニック(EW汐留)○
代表戦 ○坂口( 勝ち メ)柿元○
柿元が休憩明けの立ち合いで、出ばなメンを決めた
○ランテック(東京本社B)(1代表戦1)東洋水産(本社)×
※代表戦 ○吉武(コ 勝ち )杉本×
延長戦を繰り返し、上段から諸手コテを決めて勝利
×日本通運(本社G)(0-1)NTT東日本(東京)○
※先鋒、NTT・榎本が一本勝ち
女子団体戦4回戦(ベスト16)
・伊田テクノス・本社 × パナソニック (EW本社)
・日本通運(本社B)× パナソニック (EW関東)
・NTT東日本(千葉)×パナソニック(EW大阪)
・パナソニック(EW汐留) × トールエクスプレスジャパン(東京)
・パナソニックSUNX(A)×ランテック(東京本社B)
・NTT(本社)×東洋水産(本社)
・東京海上日動(本店)×日本通運(本社G)
・NTT東日本(東京)× 日本通運(本社F)
女子団体戦、4回戦(ベスト16)が進行中!高壮年個人戦・六段以上の部、序盤戦。
高壮年個人戦・五段以下の部は永洞勝也(SRSクラフト)が上段からのコテ2本を決め大竹聡夫(みずほ銀行)から勝利し優勝を決めた
開会式が終了し、女子団体戦、高壮年個人戦の1回戦が進行中!
第23回全日本実業団女子高壮年剣道大会
令和4年 2021年3月5日(土曜日)
東京都足立区・東京武道館
※女子・三人制団体戦
※高壮年(個人戦)・五段以下の部、六段以上の部
※無観客開催
※大会詳細は【全日本実業団剣道連盟HP】に掲載されています。