NTTが富士FBIとの接戦を制し優勝!
伊田テクノスが2連覇!ランテックとの代表戦に勝利
令和4年・2022年6月5日(日)、第63回関東実業団剣道大会が東京・日本武道館で開催された。
大会は団体戦、一般の部(男子の部)は183チーム、女子の部は68チームがエントリーした。前回大会に比べると出場チームはほぼ倍増した。コロナ前の第61回大会(令和元年)に比べると、まだ男女とも2〜3割出場チームが少ない状況だが、確実に通常開催に向けて復活の兆しだ
男子の部、決勝は実業団の名門チーム同士の対戦となり、NTT(本社)が富士フイルムビジネスイノベーション(本社)を1-0で勝利し2連覇を達成した。試合は、中堅戦でNTT・山田が富士FBI・岩川からコテを決めて一本勝ち、副将戦では富士FBI・藤田がNTT・丸山から出ばなメンを決め先取したが、丸山も試合終盤に気迫溢れるメンを決め返して引き分けに持ち込んだ。大将戦では富士FBIは梅ヶ谷、NTTは兵藤の中央大出身同士の対戦し、勝利が必要な梅ヶ谷は低い剣先から積極的に攻め面や逆胴など会場を唸らせるシーンもあったが、兵藤も間合いをしっかりと把握しながら対応し出ばなや打ち終わりを狙っていたが両選手とも有効打はなく引き分けに終わり、1-0でNTTが優勝を果たした。振り返ると、山田の一本勝ちと、丸山が先取されながらも取り返して引き分けし流れ富士FBIに渡さなかったことが大きかった。
三位には、久々の準決勝進出を果たした三井住友海上(本店)、東和アークス(本社)が初の三位入賞。
ベスト8には、前回大会二位の東芝テック(東京支社)、三井住友海上(新宿)、ALSOK(東京)、、そして、若手有望選手が活躍し全日本実業団剣道連盟でもベスト8に入った三菱商事(本社)。三菱商事は今後、さらに上位を狙うこともできそうなチームだった。
女子決勝は伊田テクノス(本社)と2018年創部のランテック(東京本社A)が対戦し、代表戦の末に伊田テクノスが2連覇となった。先鋒ではランテック・下川は素早く攻めて放ったメンで一本勝ち、中堅戦では伊田テク・小川も思い切りの良いメンを決めて一本勝ちし、大将戦は引き分けで1-1。代表戦ではランテック・下川と伊田テクは大将・志藤が対戦。試合開始から約7分、志藤がコテを決めて伊田テクノスの優勝を決めた。
三位のNTT東日本(東京)は伊田テクノスに代表戦で敗れた。優勝経験のある富士フィルムビジネスイノベーション(本社)は3大会ぶり(第60回大会・富士ゼロックス東京)の三位入賞となった。
結果
男子
優勝 NTT・本社
二位 富士フィルムビジネスイノベーション・本社
三位 三井住友海上火災保険・本店
三位 東和アークス・本社
最優秀選手 山田(NTT)
女子
優勝 伊田テクノス・本社
二位 ランテック・東京本社
三位 NTT東日本・東京
三位 富士フィルムビジネスイノベーション・本社
最優秀賞 志藤(伊田テクノス)
※結果詳細は【全日本・関東実業団剣道連盟HP】に掲載されています>>
決勝
男子決勝
○NTT(本社)(1-0)富士フイルムビジネスイノベーション(本社)
女子決勝
○伊田テクノス(本社)(1 代表 1)ランテック(東京本社A)×
代表:○志藤(コ 勝ち )下川×
準決勝(男子)
○NTT(本社)(3-1)東和アークス(本社)
×三井住友海上(本店)(0-2)富士フイルムビジネスイノベーション(本社)○
準決勝(女子)
○伊田テクノス(1 代表 1)NTT東日本(東京)×
○ランテック(東京本社A)(2-0)富士フイルムビジネスイノベーション(本社)×
準々決勝(男子)
・○NTT(本社)(3-0)三井住友海上(新宿)×
・×ALSOK(東京)(1 代表 1)東和アークス(本社)○
・○三井住友海上(本店)(1-0)三菱商事×
・○富士フイルムビジネスイノベーション(本社)(4-0)東芝テック(東京支店)×
準々決勝(女子)
・○伊田テクノス(本社)(2-1)NTT東日本(本社)
・×東芝テック(本社)(0-1)NTT東日本(東京)
・○ランテック(東京本社A)(0 代表 0)NTT(本社)×
・○富士フイルムビジネスイノベーション(本社)(1-0)NX商事(本社)
序盤戦、進行中!
第63回関東実業団剣道大会
令和4年/2022年6月5日(日)
東京・日本武道館
※9時開会
・女子の部 68チーム(3人制・団体戦)
・男子の部 183チーム(5人制・団体戦)
※LET’S KENDOでは速報予定!(ライブ配信はありません)