今年度を笑顔で終えた中央大が初優勝!駒澤大が二位入賞!
令和4年/2022年11月26日(土)、第23回関東女子学生剣道新人戦大会が東京都足立区・東京武道館にて開催された。
五人制団体戦、選手は1、2年生のみ。トーナメント方式、試合は4分三本勝負で行われた。
序盤戦で法政大や明治大など優勝経験あるチームが敗れ、前回大会優勝の筑波大も準決勝で駒澤大に0-2で敗退しベスト4となり、駒澤大は初の決勝進出を果たし、中央大と対戦へ。
中央大は、全日本・関東の優勝大会は制しているものの、この新人戦は直近2大会連続で二位。今大会は3回戦で国武大、4回線では男子が敗れた桐蔭横浜大にリベンジし、準々では勢いのある東海大を4-1、そして準決勝の東洋大戦は大将戦、代表戦で中大・小川が勝利し逆転勝利で決勝進出を決めた。
決勝戦は会場中央に特設会場が設置されおこなわれた。先鋒、上段の駒澤大・金井に対して中大・猪原が試合中盤に引きメン、さらに猪原の強い攻めから上段構えが下がった所へメンに飛び込み二本勝ちと幸先の良いスタートを果たした中大だったが、次鋒戦ではここまで全勝で好調な駒澤大・小倉が、中大・井上の引き胴を鋭く追いメンに飛び込み一本勝ち。中堅戦では中大・徳田の鋭い面に駒澤大・高橋が対応しきれず、徳田が飛び込みメンを二本決めて勝利した。
勝利が必要な駒澤大・中田だったが、中大・寺本を崩すことができず引き分け、そして大将戦では中大・小川がコテで一本勝ちで試合を締めくくり、3-1で中央が初優勝を果たした。
優勝した中大メンバーは口を揃えて「すごく嬉しいです!」と話し、大将・小川は「この新人戦の優勝を生かして、関東、インカレにつなげていきたいと思います!」と笑顔で話してくれた。
中央大・北原監督「今年最後の公式戦において優勝できたことは、選手がしっかり頑張ってくれた結果です。選手たちに感謝したいと思います。(活躍した大将・小川に対して)小川は普段の稽古から安定した力をだしていまし、今日の試合では稽古とおりの力をだしてくれ、初戦から大将戦でしたが自分の力を発揮したことが優勝につながったのだと思います。(今年度を振り返り)昨年のチームより力が劣るチームでしたが、選手・部員は1日1日の稽古を頑張ってくれました。しかし、日本一にはなれませんでしたが、この女子の優勝は来年につながる結果だったと思いますので、選手たちを讃えたいと思います。」と話した。
結果
優勝 中央大学
二位 駒澤大
三位 筑波大、東洋大
ベスト8
日体大、尚美学園大、明星大、東海大
決勝
×駒澤大1-3中央大○
準決勝
×筑波大0-2駒澤大○
駒澤大の先鋒、上段の金井が古川が間合いに入ってきた所へ諸手コテを決めて一本勝ち。駒大次鋒・小倉が片手ツキを決めて一本勝ちし、2-0で筑波大から勝利した。
×東洋大(1 代表 1)中央大○
代表:×神部( 勝ち コ)小川○
準々決勝
○筑波大2-1日体大×
※筑波大先鋒・川合、副将・齋藤が勝利
×尚美学園大0-3駒澤大○
○東洋大3-1明星大×
×東海大1-4中央大○
4回戦
○筑波大3-0國士舘×
※筑波先鋒・川合、次鋒・古川、中堅・岩本の3連勝で筑波大が勝利
×東京学芸大0-5日体大○
○尚美学園大(代表)日本女子体育大×
○東洋大3-1順天堂×
○駒澤大×早稲田×
○明星大2-0帝京大×
×清和大 代表戦 東海大○
※代表戦で東海大・木下がコテを決めて勝利
×桐蔭横浜大1-2中央大○
午後の部 1〜3回戦
午前の部・3回戦
午前の部・1〜2回戦
本日最初の一本は、桜美林大の上段・川上がメンを決めて二本勝ちし、チームも東大から勝利。
筑波大も初戦の2回戦は関東優勝大会でベスト8になり勢いのある城西国際から4-0で勝利。
國士舘、日体大、日大、立教大が2回戦に勝利。
開会式
9時半より開会式。10時ころより試合開始予定
第23回関東女子学生剣道新人戦大会
令和4年/2022年11月26日(土)
東京都足立区・東京武道館
※五人制団体戦 4分三本勝負トーナメント方式 ※1〜2年生によりチーム編成