男子、土浦日大が決勝で前回王者・日章学園から勝利!
女子、明豊が桐蔭学園との接戦を制し優勝!
令和5年/2023年12月24日(日)、第55回つくばね旗高校剣道大会が茨城県竜ヶ崎市にある流通経済大学スポーツ健康センターで、4年ぶりに開催された。
北は北海道、南は沖縄まで、男女合計201チームが大会へエントリーした。
男子は前回大会優勝の日章学園(宮崎)が風格ある剣風で勝ち上がり、準決勝では筑紫台(福岡)との九州対決を3-2で勝利し2大会連続で決勝進出を決め、土浦日大との対戦となった。土浦日大は準々決勝で佐野日大(栃木)、準決勝では本庄第一(埼玉)に勝利した。
決勝、先鋒戦で土浦日大・黒澤が反則一本を得て勝利すると、次鋒戦、中堅戦も日章学園に流れを渡さず、副将戦では土浦日大・八幡がキレのあるコテ、さらに豪快にメンを決め二本勝ちしチームの優勝を決め、2-1で土浦日大が優勝を果たした。
女子、ベスト4には強豪チームが勝ち上がった。守谷と桐蔭学園は全5戦を引き分、代表戦で桐蔭学園・勝目がメンを決めて勝利し決勝進出を決めた。秋からの大会で好成績を残し3月の全国選抜の出場も決めている東奥義塾は準決勝で明豊と対戦したが、明豊中堅・中元、大将戦では明豊・東が二本勝ちし2-1で決勝進出を決めた。
決勝戦、中堅戦で桐蔭・勝目がメンで先取するも明豊・中元が綺麗な出ばなメン、そしてタイミングのよい小手メンの連続技を決めて二本取り返し逆転勝ちが優勝を決める1勝となり、1-0で明豊が桐蔭学園から勝利し大会制覇を果たした。
大会後、実行委員長の井口清剣道部監督に大会を振り返ってもらった。
「第55回つくばね旗高校剣道大会を4年ぶりに開催することができました。大会開催にご協力いただいたみなさま、ご関係者へ感謝申し上げます。
第55回大会において優勝されたチームの方々、おめでとうございます。試合では積極的に一本を狙う姿勢が多くみられ、高校生らいしい試合がみられました。みなさまの今後のご活躍を、陰ながら応援させていいただきます。
流通経済大学剣道部の紹介をさせていただきます。剣道部は50数年の歴史の中、全日本学生大会において男女とも優秀な成績を収めております。現在も、「剣道」を正しく継承し、競技者として頂点を目指し精進すべく、学業はもとより平日朝と夕方に稽古を行っています。
もし、本学剣道部にご興味のある選手がおりましたら、お声がけいただけると幸いです。自分の可能性を信じ、高い目標を定め、一緒に精進していければと思います。」
速報・結果
男子
優勝 土浦日大
二位 日章学園
三位 筑紫台
三位 本庄第一
ベスト8
茗溪学園、埼玉栄、杉並学院、佐野日大
女子
優勝 明豊高校
二位 桐蔭学園
三位 守谷高校
三位 東奥義塾
ベスト8
本庄第一、東海大浦安、取手第一、東海大札幌
試合動画一覧
決勝
男子:×日章学園1-2土浦日大○
女子:×桐蔭学園0-1明豊○
準決勝
男子
○日章学園3-2筑紫台×
×本庄第一1-2土浦日大○
女子
×守谷 0代表0桐蔭学園○
※代表戦 ×熊木( 一本勝ち メ)勝目○
×東奥義塾1-2明豊○
【明豊】川浪・矢野・中元・大前・東
準々決勝:男子
・○日章学園3-0茗溪学園×
・○筑紫台1-0埼玉栄×
・×杉並学院×本庄第一○
・○土浦日大×佐野日大×
序盤戦
開会式
※会場の都合により男子中心となります。
組合せ
男子
女子
第55回つくばね旗高校剣道大会
※主催 流通経済大学剣道部
令和5年/2023年12月24日(日)
茨城県竜ヶ崎市・流通経済大学スポーツ健康センター
開会式 9時〜
※男女とも五人制団体戦・トーナメント法
→ベスト16までは3分三本勝負、それ以降は4分三本勝負
※エントリー:男子団体戦・109校、女子団体戦・92校
試合動画
※大会後、上位戦よりアップ予定
※YouTube LET’S KENDOチャンネル>>