大会レビュー
男女とも決勝戦は代表戦となり男子は茗溪(茨城)、女子は守谷(茨城)が優勝。
男女とも決勝戦は代表戦となり男子は茗溪(茨城)、女子は守谷(茨城)が優勝。
3月6日(日)、第36回関東近県選抜高校剣道大会が栃木県立県南体育館(小山市)にて開催された。
大会へは関東を中心に新潟や福島から、男子34校、女子24校が参加した。大会は他県大会の重なりやインフルエンザの影響もあり、例年とやや顔ぶれが異なったものの全国高校選抜に出場を決めているチームが多数エントリーした。男子は佐野日大(栃木)、新潟商業(新潟)、立教新座(埼玉)、茗渓学園(茨城)、前橋(群馬)、日本航空(山梨)、女子は小山(栃木)、若松商業(福島)、健大高崎(群馬)、新潟商業、埼玉栄(埼玉)、守谷(茨城)など、男女とも強豪校が揃って出場した。
男子、地元の佐野日大は実力選手を揃え準々決勝(4回戦)まで勝ち進み、新潟商業と対戦。本戦は2-2と勝ち星を奪い合い代表戦で新潟商業が勝利し、準決勝で茗渓学園と対戦。茗渓学園は茨城選抜予選で水戸葵陵、土浦湖北を破り選抜初出場を決め、勢いのあるチーム。新潟商と茗渓の準決勝は接戦となり、3-2で茗渓が決勝進出を決める。
本庄第一(埼玉)は序盤戦から強豪校との対戦が続いた。1回戦では甲府商(山梨)、2回戦で安房(千葉)、準々決勝では土浦湖北(茨城)と接戦を制し勝ち上がり、準決勝では小山(栃木)との対戦を2-0で勝利し決勝進出を決めた。小山は準々決勝で、水戸葵陵(茨城)に勝利し勝ち上がったてきた日本航空を2-1で勝利していた。
男子決勝戦は茗渓学園対本庄第一。茗渓は先手必勝、先鋒・平井、次鋒・昆の1年生コンビがポイントゲッターだが、その平井が先鋒戦で本庄・畑中に1本負けする。次鋒から副将まで引き分けが続くも、大将戦で茗渓・大竹が本庄・曽田から1本勝ちし代表戦へ持ち込み、再び大将同士の対戦となった代表戦で大竹がコテを奪って優勝を決めた。
女子、栃木から選抜出場を決めている小山は、準決勝で八王子実践(東京)を4-1で下し、決勝で守谷(茨城)と対戦となった。守谷は準々決勝で埼玉栄を2-1、準決勝で東海大菅生(東京)とは本数差と厳しい試合で勝利をした。
決勝、男子同様に代表戦となる大接戦となった。先鋒戦を小山・茂呂澤、中堅戦で守谷・海老原(晴)がそれぞれ勝利し、同勝本数で迎えた大将戦では1本づつ取り合い引き分けとなり代表戦へ。小山は副将・入江、守谷は西口の対戦は、西口がドウを決めて激戦を制し優勝を果たした。
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結果一覧
男子
ベスト4
- 優勝 茗溪学園(茨城)
- 二位 本庄第一(埼玉)
- 三位 新潟商業(新潟)、小山(栃木)
女子
ベスト4
- 優勝 守谷(茨城)
- 二位 小山(栃木)
- 三位 八王子実践(東京)、東海大学菅生(東京)