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東京消防庁、決勝で八女消防を下しV6達成
H29第6回全国消防職員剣道大会
6連覇を達成した東京消防庁。大将・吉田はケガをおして出場、チームワークで勝利を勝ち取った。
2017年12月5日(火)、第6回全国消防職員剣道大会が東京都・中央区総合スポーツセンターにて開催された。
大会は2年1度のペースで開催され今回で6度目の開催となり、試合は5人制団体戦(72チーム)予選リーグ+決勝トーナメント、女子個人の2部門が行われた。
団体戦では過去5大会すべてで東京消防庁勢が優勝している。そのうち4度も決勝で対戦しているのが福岡・八女消防本部であり、今大会の決勝戦で5度目の対戦となった。
八女は準々決勝で東京消防庁Bを、そして準決勝では福島・いわき市消防本部Aを優勝候補に恥じぬ力強い剣道で勝利し決勝へ勝ち上がった。
東京消防庁Aは、大将・吉田が前日の稽古で負傷するアクシデントがあったものの出場を強行。チームは実力を発揮し優位な試合展開をみせ、ベスト8では大阪府下選抜チーム、準決勝では福岡の飯塚・直鞍連合チームに勝利し決勝まで進んだ。
決勝戦、消防剣道界を代表する両チームの対戦。会場の注目度も一段と上がった。
5試合を通して消防士らいしい気持ちのぶつかり合い、逃げることなく打ち合う展開に。
先鋒では消防庁・佐々木が鋭く引きメン、そして相手が下がったところを見逃さずメンを打ち込み2本勝ち。次鋒戦、中堅戦を引き分け、厳し状況となってきた八女の副将・橋本は消防庁・高橋を相手に、試合開始早々から面を中心に攻めるも、試合中盤に高橋が飛び込みコテ、さらにドウを立て続けに決めて2本勝ちし、優勝を決めた。結果、東京消防庁Aが八女消防本部から2-1で勝利し6連覇達成で大会を締めくくった。八女はまたしても優勝を逃してしまったが、次回大会での活躍も大いに期待したい。
女子個人戦は13名がエントリーと少し寂しい出場者数だったが、3〜4名での予選リーグ戦から試合内容は濃く、決勝トーナメント(ベスト4)には実力選手が揃った。
決勝へは2大会連続で宮田(可茂消防・岐阜)が進出し、対するは古畑(長野市消防局)。宮田は岐阜・中京高校出身、古畑は長野商業高出身と共に全国大会に出場する強豪校出身選手である。
試合は両選手ともキレのある面を武器に攻め合う。試合序盤に分かれから宮田がメンに飛び込み先取するも、今度は古畑が宮田の面に合わせ出ばなコテを決める。優勝決めた一本はやはり宮田の面だった。古畑の動き出しに鋭くメンに飛び込み優勝を決め、個人戦2連覇を達成した。
大会を通して気持ち溢れる試合が各試合場で展開され、消防剣道の醍醐味を感じた。
そして、業務・勤務の都合もありすべての消防チームが出場できていない状況とも聞くので、また2年後、さらに参加チームが増えることを期待しつつ、来たる大会開催を待ちたい。
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結果
団体戦
優勝 東京消防庁A(東京)
二位 八女消防本部A(福岡)
三位 飯塚・直鞍連合(福岡)
三位 いわき市消防本部A(福島)
・ベスト8
大阪府下選抜(大阪)、八女消防本部B(福岡)、北・高地区消防(茨城)、東京消防庁B
女子個人戦
優勝 宮田和枝(可茂消防事務組合消防本部・岐阜)
二位 古畑匡希(長野市消防局・長野)
三位 丸山美徳(南但消防本部・兵庫)
三位 鈴木麻未(駿東伊豆消防本部・静岡)
※大会詳細は【東京消防庁剣道部会HP】に掲載されております。
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生配信(アーカイブ動画)
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決勝
団体戦 ○東京消防庁A(2-1)八女消防本部A×
東京消防庁は先鋒・佐々木、副将・高橋の勝利でチームを勝利へと導いた。(写真は副将戦、2本目)
6連覇を達成した東京消防庁チーム。
優勝にまた一歩及ばなかった八女消防本部。試合においては印象を残した。
【動画】
女子個人戦 ○宮田(可茂消防)(メメ 勝ち コ)古畑(長野市消防)
両選手とも一本ずつ取り奪い合い、最後は宮田が再び出ばなメンに飛び込み優勝を決めた
【動画】
準決勝(団体戦)
※準備中